高校生でプログラミングの勉強をしてみたいなと思っているけど、何からはじめたらいいか分からない。
高校生でも簡単にはじめることができるのかな…
できれば、お金はあまりかけたくない。
こういったお悩みを解決します。
■本記事の内容
本記事で以下の内容をお伝えします。
- 高校生向けにプログラミングとは
- 高校生におすすめのプログラミング勉強方法3つ紹介
- プログラミングを高校生が独学で学ぶコツ5選
- とにかく無料でプログラミングをすぐ始めたいという方へ
■本記事の信頼性
この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上経ちます。
今も現役のシステムエンジニアです。
今、高校生の方でプログラミングを勉強しようと考えている方向けに書いています。
高校生でもパソコンがあれば、簡単にすぐプログラミングを勉強をはじめることができます。
この記事を読むことで比較的お金をかけずにプログラミングの勉強を始めることができます。
ただ、イメージはされているかと思いますがプログラミングはパソコンが必須になります。
パソコンがないと実際にプログラミングをしてみることができないので、パソコンを購入するお金はどうしても必要です。
もし、既にパソコンを持たれている方は大丈夫ですが、ない方はパソコン自体に最低5万~10万円程度はかかることになります。
このあたりのことも以下で解説していますのでよければ最後まで見て頂けたらと思います。
高校生向けにプログラミングとは
高校生の方で、プログラミングについて何も知らない方もいるかもしれないので、プログラミングについて簡単に説明していきます。
もう少し詳しく知りたい人は以下のリンクにプログラミングとはなにかを書いてますのでよければ見てくださいね。
プログラミングとは
上記のリンクを見て頂いた方は既にどういったものかイメージ湧いているかたもいるかもしれませんが、サクッとプログラミングについて簡単に説明します。
プログラミングは作業の一種で、最終的な目的はシステムやアプリを作ることです。
料理で例えると包丁で食材を切ったり、フライパンで焼いたりとかと同じです。最終的に料理を完成させるのが目的です。
皆さんがイメージを持たれている通り、なんかよく分からない英語の文字列を入力していくことでシステムが出来上がっていきます。
このよく分からない英語の文字列のことをプログラミング言語と呼び、プログラミング言語を使ってコンピュータに命令や指示などを書いていくことをプログラミングといいます。
コーディングとも呼ばれます。システム業界でこの作業のことを日本語で製造とも呼ばれます。
必要なものや準備について
プログラミングの勉強を始める上で以下の準備が必要です。
- パソコンを用意する
- 勉強するプログラミング言語を決める
最低限上記の2つになります。
順に説明していきます。
パソコンを用意する
パソコンをまず用意しましょう。
勉強するにあたって本だけで勉強することもできますが、やはり実際に自分でプログラミングをしたほうが理解が早いからです。
ただ、高校生の方ですと自身で購入するにはそれなりに金額がかかります。
はじめは性能の良いパソコンは必要ありません。
今では家庭に1台パソコンがあることも多くなっているので、もし自分専用でなくてもパソコンがあるのであればそれではじめは十分です。
もし、パソコンがない方はとりあえず安くてもいいので用意しましょう。
勉強するプログラミング言語を決める
勉強する分野を決めるということです。
先ほど説明しましたが、プログラミングはプログラミング言語を使用してコンピュータに命令を書いていくことになります。
このプログラミング言語ですが、一つだけでなくたくさんあります。
例えるとあなたは今外国語を話せるようになりたい!といっているのと同じ状態で、じゃあこの状態であなたは何からはじめますか?
おそらく、英語なのかスペイン語なのか中国語なのかどの言語を学ぶかをまず選択する必要がありますよね。それと同じだと思って頂けたらいいと思います。
ただ、プログラミング言語には各々目的によって変わってきます。
このあたりを次項におすすめの言語も含め書いていきます。
JavaかJavascriptのプログラミング言語おすすめ
どのプログラミングを勉強すればいいか分からないと思うので、おすすめのプログラミング言語を紹介します。
JavaかJavaScriptのプログラミング言語をおすすめします。
名前が似ていますが別のプログラミング言語です。
理由を書いていきます。
Java
まずJavaですが、Javaは昔からある言語になります。
たくさんの既存のシステムで使用されています。
これがどういったことかといいますとインターネット上で情報がたくさんあるということです。
何か困った場合はネットで調べることが多いですよね。
いわゆる同じように困った人が情報を残していたりするのですぐに解決策が見つけやすいのが利点です。
後はたくさんの企業が今までJavaを利用していることもあり、Javaの仕事がそれなり多いです。
他にはAndroidのスマホアプリだとJavaを利用していることも多いです。
JavaScript
続いてJavaScriptになります。
JavaScriptですが、WEBシステムを開発する際にほぼ使用されているプログラミング言語になります。
こちらもJavaと同様にたくさんネットに情報があり、勉強しやすいです。
いずれ、プログラマーとして仕事していきたい場合は、JavaScriptを勉強しておいて損はしないのでお勧めです。
その他の言語
上記おすすめの言語書いていきましたが、その他有名なプログラミング言語を紹介していきます。
先ほどもお話ししましたが、プログラミングによって得意の分野があるので分野別に書いていきます。
WEBシステム系
Javaをおすすめしましたが、他には以下の言語も有名です。
- PHP
- Ruby
上記もよく使用されています。Javaより扱いやすいので初心者だととっつきやすいかもしれません。
仕事としてもそれなりに案件が豊富です。
スマホアプリ
Javaも有名ですが、その他にスマホアプリの有名なプログラミング言語を紹介します。
- Swift
- Kotlin
SwiftはiOS向けのプログラミング言語です。iPhoneでスマホアプリを作りたい人はこの言語を選びましょう。
Kotlinは、Javaが進化した言語だと思って頂ければいいです。ベースはJavaになります。
組み込み系
最後に組み込み系です。あまり聞き覚えのない言葉だと思います。
皆さんの周りに目に見えていないシステムがたくさんあります。
例えば冷蔵庫やエアコンや車などです。
温度や機械を動かすための制御などもコンピュータが行っています。
有名なプログラミング言語は以下です。
- C言語
- C++
- C#
上記、少し考え方が違うだけでだいたいどれも同じな感じです。
高校生におすすめのプログラミング勉強方法3つ紹介
高校生向けにプログラミングの勉強方法を紹介します。
勉強方法としては、よくある手法ですが以下の3つです。
- 本で勉強する
- ネットで調べる
- 教えてもらう
特別な方法ではないので、誰でも始められるかと思います。
情報仕入れるINPUTの方法を書いてますが、プログラミングの勉強の場合は必ずOUTPUTすることを意識しましょう。
OUTPUTというのは実際に自分でやってみるということです。
以下の方法で学んだ後は、必ずプログラミングを自分の手で行いましょう。
勉強法①:本で勉強する
よくある手法になるかと思います。
本で勉強するメリットとしては、包括的に知識を学ぶことができます。
ただ、デメリットとしては情報が古い場合があることです。
プログラミングの世界は常にバージョンアップが行われています。
今学んでいることが数年後には古くなっていることも多々あります。
ただ、基本的な考え方など基礎的な部分を全体的に学ぶには適していますので、未経験者は本から始めてみるのも良いかと思います。
以下、おすすめの教本を紹介しておきます。
内容がシンプルで完全初心者の方だと分かりやすいと思います。
漫画っぽい感じの会話形式なのでとっつきやすいです。
先ほどの本と比べると少し内容が難しくなりますが、内容は実際に仕事で使用するようなことまで書かれているのでより実践向きの本です。
上記の本はたくさんの方がこれを購入されて勉強されています。
Twitterなどでもよくツイートで上がっています。
勉強法②:ネットで調べる
続いてネットで調べる方法です。
ネットだと本とは違い最新の情報があります。
後、Googleで検索することができるのでほしい情報をピンポイントで探すのに便利です。
例えば本を読んでいて分からない専門用語がでれば調べたりなどですね。
ただ、初心者の方だと何をどう調べたらいいか分からないと思うので、ネットでの勉強方法の一つとしてはオンラインのプログラミングレッスンがあります。
以下、リンクを張っておきます。
こちらは初級編は無料で利用することができます。
本に比べると実際に実践しながら勉強できるので理解しやすいと思います。
勉強法③:教えてもらう
最後に誰かに教えてもらうになります。
正直なところこの学び方が一番効率がいいです。
いわゆる先生を作ることです。
上記他の学び方は基本的には自力で学んでいくことになります。
分からないことが出てくると誰かに教えてもらうということはありません。
プログラミングが詳しい先生がいるとピンポイントで分からないことを聞いて、そのまま回答をもらえるからです。
なので、理解を進めていくスピードが断然変わってきます。
場合によっては自分が理解できるようにたとえ話で簡単に教えてくれたり、部分的に詳しく知りたければその部分を質問して深く勉強できたりします。
ただ、未経験者がこのような先生がいる状態は少ないです。
では、この方法は難しいかといいますと一応方法はあります。
それは、プログラミングスクールに通うことです。
いわゆる学校ですね。
小中高生向けのプログラミングスクールがありますので紹介します。
無料体験がありますので、一度自分に合うか試してみるのもいいかと思います。
IT×ものづくり教室【LITALICOワンダー】無料体験あり
プログラミングを高校生が独学で学ぶコツ5選
高校生がプログラミングを勉強するためのコツを書いていきます。
高校生に限らずに独学で学ぶ上で大事なポイントになりますので、特に①~③までは実践するように心がけてみてください。
学ぶコツ①:目標を決める
なぜプログラミングを勉強したいのかの目的を明確にしましょう。
もしかしたらゲームアプリを作ってみたいなーとかふわっと何かきっかけがあるかと思います。
これを明確にしていきましょう。
例えば、1年後にはゲームアプリを1本作る!みたいな感じです。
できたらいいなあではなく、達成する目標を立ててそこに進んでいきましょう。
というのも目標なくずっと勉強していくのはモチベーションを維持するのが難しいからです。
学ぶコツ②:計画を立てる
目標を立てた場合はその目標を達成するまでの計画を立ててみましょう。
目標達成の道筋を立てるといった感じですね。
はじめはアプリを作る!という目標を立てても作り方自体が分からないと思うのではじめは単純なものでいいので最終目標を達成するための小さな目標を立ててみましょう。
例えば、1日3時間プログラミングの勉強するといった感じです。
この作業していく内にはじめに立てた目標への道筋が少しずつ見えてくるかと思います。
それが見え始めたらまた次の小さな目標立てて、最終目的を達成できるように少しずつ進めていきましょう。
この小さな目標を達成していくことで自分はこれだけ頑張ってきたんだなと自信にも繋がります。
学ぶコツ③:達成するまで続ける
続いて目標達成するまで継続することです。
せっかく目標や計画を立ててもすぐにやめてしまっては結果がでません。
一度決めた目標は達成するまで頑張ってみましょう。
例えば毎日1時間3カ月勉強するという目標を立てたのであれば、まずそれを達成できるように継続してみましょう。
学ぶコツ④:仲間を作る
同じように勉強する仲間がいるとモチベーションを維持しやすいです。
SNSを利用すれば、たくさんプログラミングを勉強されている方がおられます。
プログラミングの勉強をはじめるのと同時にTwitterを始めてみるといいと思います。
以下のハッシュタグで調べてみるといいでしょう。
学ぶコツ⑤:先生を見つける
最後に先生を見つけるになります。
こちらもTwitterを利用することで見つかるかもしれません。
ただ、見知らぬ人とのやりとりになりますので、騙されないように注意してください。
何度かやりとりして信用できる人であればいいと思いますが、あまり知らない人に頼むのはやめましょう。
一番良いのは教えることをサービスとしているプログラミングスクールが安心だと思います。
ただ、そこそこお金がかかります。
とにかく無料ですぐにプログラミングしてみたいって方へ
高校生がプログラミングを始めるための内容をいろいろ書いてきましたが、とりあえず試しに始めてみたい方に、私がJavaのシステムの作り方を簡単にまとめたものがあります。
Windows10のパソコンがあればすぐに始めることができます。
無料で提供しているので、興味があれば気軽にはじめてみてください。
【プログラミング入門】javaでWEBアプリケーションを作ってみよう!【はじめに】
簡単にブラウザからデータを表示させたりするシステムが作ることができます。
これを行うことでシステムの全体像もイメージすることができ、今後の勉強も捗るかと思います。
最後に
高校生向けにプログラミング勉強の始め方を書いていきました。
いろいろ書きましたが、独学で学ぶ場合はモチベーションを維持するのが大変であることを知っておいてほしいです。
ただ、自分の手でシステムやアプリができると達成感があり、楽しいと思います。
ものづくりが好きな人は、プログラミングが向いていると思いますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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