とりあえず、プログラミングをはじめてみたい!
けど、何からはじめたらいいかわかりません!
いきなり、プログラミングをはじめる前にまず自身がどういったエンジニアになりたいか決める必要があります。
それによって学習する内容が変わるからです。
よければ、以下の記事にプログラミングを始める際に必要になることをまとめておりますので、一度見て頂けたら幸いです。
それでも、まずはプログラミングってどういったものか知りたい!って方のためにプログラミングする上で必ずでてくるであろうif文について記載したいと思います。
プログラミング言語は世の中にたくさんありますが、環境は違えど書き方はどれもほとんど同じです。
ここではjavaの言語を例にしますが、ほとんどのプログラミング言語にこのif文の考えが登場し、微妙に書き方が変わったりしますが使い方は同じです。
ですので、ここで身に着けた知識は無駄にはならないのでjavaでない言語を勉強中の方も最後まで見て頂けたらと思います。
if文とは
簡単にif文とはなにかというと条件分岐のことになります。
日本語で書くと「もしこの場合だったらこの処理を行う」といった感じです。
分かりやすく日常で例えると以下のようなイメージです。
もし雨が降っていたら家にいる
もし財布にお金があったら買い物をする
そうでなかったら散歩をする
などなど…
いかかでしょうか。こういったようにプログラミングも「もしこの場合だったら、こういうことをする」といった形に処理を書いていくことになります。
上記は日本語で表現していますが、これをプログラミング言語で表現しようとするとif文が登場してきます。
プログラミングのほとんどがこの条件分岐か後は処理の繰り返しを書くことがほとんどです。
今回は繰り返す処理はここで記載しませんが、繰り返しはfor文で表現します。
次項より具体的にどういった書き方をするかを記載していきます。
if文の書き方
では、実際にjavaでの条件分岐を説明していきます。
プログラミング言語によって、多少書き方は異なりますが共通して以下の書き方(考え方)がほとんどですので、これを身に着ければ条件分岐は大丈夫だと思います。
if
まず、はじめに一番シンプルな書き方から紹介します。
単純にif文のみある場合です。
if(条件) { 処理 }
ここの条件の内容に一致するものが { } 内の処理を実行するイメージです。
ちなみにこのif文の中にさらにif文を書くことも可能です。
if(条件1) { if(条件2) { 処理 } }
上記のような形です。
この場合、条件1かつ条件2を満たした場合に処理を行うイメージになります。
if(天気が晴れている場合) { if(財布にお金がある場合) { 「買い物をする」 } }
日本語に置き換えると上記のようなイメージです。
上記の場合、買い物をするときは天気が晴れていて、財布にお金がある場合のみになる形です。
上記をもう少しプログラミングよりに記載すると以下のようになります。
boolean sunny = true; int money = 1000; if (sunny) { if(money >= 1000) { System.out.print("買い物をする"); } }
if文ではtrueの場合に {} の中に入るようになります。
上記では、sunny にtrueが入っていますので、if文の中に入っていきます。
かつ、「money >= 1000」でmoneyの値が1000以上の場合にさらに次のif文に入っていくイメージになります。
ちなみに以下のように一つの条件にまとめることも可能です。
boolean sunny = true; int money = 1000; if (sunny && money >= 1000) { System.out.print("買い物をする"); } if (!sunny) { System.out.print("家にいる"); }
「&&」で書くと「かつ(AND)」になります。「||」で書くと「または(OR)」です。
かつ(AND)条件の場合は両方の条件が一致する場合のみif文の中に入ります。
または(OR)条件の場合は片方いずれかが一致すればif文の中に入るイメージです。
また、「!」を付けることによって否定条件を指定することができます。
上記の場合ですとsunnyがtrueでない場合(falseの場合)、if文の中に入ることになります。
if文に限らずですが、プログラミングの書き方としてあまり階層が深くなりすぎると見にくくなって可読性が落ちます。
仕様にもよりますが、極力階層を下げずに済むのであれば階層を下げずに実装することをお勧めします。
if else
続いて、if文にelseがつくパターンになります。
内容としては、ifの条件に一致しない場合にelseの処理が実行されます。
if (条件) { 処理1 } else { 処理2 }
上記の条件に一致すれば処理1が実行されて、一致しない場合は処理2が実行されます。
これを簡単に日本語で表現すると以下のようになります。
if (天気が晴れている場合) { 「外に出かける」 } else { 「家にいる」 }
elseを使用することで、はじめのif文の条件に一致しなかった場合に行う処理を書くことができます。
if elseif
最後にelseifについて説明します。
先ほどのelseにif文の条件を付け加えることができます。
if (条件1) { 処理1 } else if (条件2) { 処理2 }
上記の場合、条件1に一致した場合は処理1が実行されます。
続いて条件1に一致せず、条件2に一致した場合は処理2が実行されることになります。
以下のようにelseifをいくつも書くことができます。
if (お金が5万以上ある場合) { 「旅行にいく」 } else if (お金が1万以上ある場合) { 「美味しいものを食べる」 } else if (お金が5千以上ある場合) { 「買い物をする」 } else { 「家にいる」 }
上から順に条件に一致するか見ていく感じになります。
すべての条件に一致しなかった場合は、最後のelseの中に入ります。
最後に
いかかでしたでしょうか。
if文の使い方は理解できましたでしょうか。
簡単にまとめると以下のとおりです。
・elseでそれ以外の場合を書くことできる
・else ifでそれ以外の場合にさらに条件を追加できる
プログラミングはまず仕様を満たすことが大事ではありますが、他人が見たときに読みやすいコードかどうかを意識するようにしましょう。
趣味でプログラミングするだけであれば特段問題ありませんが、仕事としてプログラミングを学ぼうと思われている方は特に意識しておいたほうがいいです。
基本的に一人でプログラミングすることは稀です。
ほとんどがチームで行います。
ですので、自分が作ったコードを他人が見ることになります。
場合によっては、他人が手を加えることもあります。
そういった場合に読みにくいコードですとまず解読するのに時間がかかってしまうのと、不具合(バグ)を生みやすくなります。
はじめは中々イメージがわかないかもしれませんが、経験を積んでいくと分かるようになります。
とりあえず、はじめてみましょう!
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