こんにちは、ささそらとです。
今回はS3のサービスについて記載していきたいと思います。
AWSを使用するにあたって、S3は便利でよく使用する機会があるかと思います。
そこで、S3とはどういったサービスなのか、その他注意点など記載していこうと思います。
S3とは
S3(Amazon Simple Storage Service)とは、名前の通りストレージサービスになります。
ファイルサーバのようにファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりできたりもします。
料金についても使用した分が課金されるため、比較的安価で使用することができ、なおかつ他のサービスとの連携が豊富で大変便利なサービスになります。
私がよく使用していたのは、ファイルがS3に格納された動作をトリガーとし、Lambdaを実行させたりしていました。
そして、S3はイレブンナインという高い耐久性があり、よほどのことがなければファイルが損失したりすることがありません。
注意点
大変便利なサービスではありますが、いくつか使用にあたり制限がありますので、ご紹介していきます。
バケット名の制限
バケット名に制限があります。同一リージョンに同一のバケット名は作成することができません。
ですので、自身のAWSアカウント内で使用したいバケット名があったとしても、世界中のどこかのAWSアカウントがそのバケット名を使用していたらその名称で作成することができません。
リクエストの制限
秒間に操作できる処理数の上限があります。
現時点(2020年1月)ですと、更新や追加などのPUT/COPY/POST/DELETE リクエストが3,500回、取得などのGET/HEAD リクエストが5,500回になります。
ただ、あくまで目安なので、多少超えても問題なく動作する場合もあります。
後、S3のパーティション構成によって変わってきます。
上記制限は1パーティションに対しての制限ですので、パーティションが複数分けれれば調整が可能です。
ただ、パーティション自体はこちらが明確に分けるものではなく、パスの階層構造によってAWSが自動で分割するため、本当に分かれているかどうかはわかりません。。。
(ランダムな文字列でプレフィックスつけたりすれば、パーティションが分かれるそうです)
もし、上記の上限より上回った性能が確実に欲しい場合は、AWSのサポートに連絡すれば上げてもらえることも可能です。
まとめ
簡単にですが、S3について記載しました。
秒間に大量のデータを送信したりすると、制限に引っかかることもありますが、上記制限を頭に入れていただき使用すればすごく便利なサービスになります。
AWSを使用するにあたり、S3は避けて通れないサービスなのではないかと思っています。
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