プログラミングとは?初心者向けに分かりやすく説明【現役SEが紹介】

プログラミング

プログラミングが最近流行っているみたいだけど、プログラミングって何ができるの?

プログラミングが小学校で必須になったって耳にしたけどプログラミングって何なの?子供に聞かれても答えられるようにしたい。

上記のお悩みを解決します。

■本記事の内容

本記事で以下の内容をお伝えします。

・プログラミングって何?
・具体的にどういうことするの?
・どうやってはじめたらいい?

 

■本記事の信頼性

ささそらと
ささそらと

この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上ほど経ちます。
今も現役のシステムエンジニアです。

普段生活していてあまりプログラミングに関わることが少ないと思いますので、プログラミングがどういったものかイメージできない人も多いかと思います。

しかし、最近では小学校でプログラミングが必須科目になることもあり、今後はもっとプログラミングが身近なものになっていくかと思います。

今回はプログラミングがどういったものか初心者向けに分かりやすく、
現役でプログラミングをしている私が解説してきたいと思います。

以下、本記事を動画にしたものがありますので、こちらもよければどうぞ。

プログラミングって何?

プログラミングとは

まず、はじめに大まかにプログラミングがどういったものか簡単に説明していきます。

コンピュータを動かすために動きの指示や命令を書く作業のこと

プログラミングとは、コンピュータを動かすために動きの指示や命令を書く作業のことを指します。
簡単に言うとパソコンに対してこんな感じに動いてね!とお願いしているイメージです。

 

人にお願いするときみたいに、例えばコーラがあったら買ってきてほしい!なかったらお茶でいいよ。とか雨降ったら傘を買ってきてとか、相手にどう動いてほしいかを指示を出すように、コンピュータに対してどう動いてほしいか書いていく形になります。

このお願いごとをまとめたものをプログラム、これを作る作業がプログラミングになります。

プログラミングすることで最終的にシステムやアプリができる

先ほどプログラミングはお願いごとを書く作業と書きましたが、
あくまで作業や手段の一つなので、プログラミングすることが目的ではありません。

例えば、大工さんが家を作るために木材を切ったり、釘を打ったりするかと思いますが、木材を切ることが目的ではなく、最終的な目的は家を作ることですよね。
プログラミングもこれらの作業と同じで、プログラミングをする目的はシステムやアプリを完成させることになります。

ちなみにこのシステムを作ることを大きいくくりでシステム開発といいます。

 

システムがどういったものかといいますと例えば今見ているWEBページやスマホのアプリやamazonとかのネットショッピングなどもシステムの一種になります。
もっというと電化製品にもシステムが入っています。

プログラミングをすることでこれらシステムが出来上がるといった感じですね。

システム開発を行う人たちをシステムエンジニア(SE)またはプログラマーと呼ぶ

もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんが、このシステム開発をシステムエンジニア(SE)またはプログラマーと呼ばれる人たちが行っています。

一応各々役割がありますが、ざっくり以下のイメージをもってもらえれば良いかと思います。

・システムエンジニア:どういったシステムを作るかを考える人
・プログラマー:システムエンジニアが決めた内容をプログラミングする人

システムエンジニアは、プログラマーの上級職みたいなものだと思って頂ければ良いかと思います。
よく頭文字とってSEと呼ばれます。

簡単に説明しましたがもっと詳しく知りたい方は以下の記事にまとめています。

【プログラミング初心者向け】システムエンジニアとプログラマーの違い

具体的にプログラミングはどういうことするの?

プログラミングとは

プログラミングがどういったものか簡単に説明しました。
次はもう少し具体的にどういったことをするかを解説してきます。

プログラミング言語を使う

プログラミングは先ほど指示や命令を書く作業のことってお伝えしましたが、
この指示や命令を書くためにコンピュータが理解できる言葉を使用しないといけません。
この言葉のことをプログラミング言語といいます。

 

皆さんがイメージしてる良く分からない英語の羅列のものです。

先ほどのお願いごとの例でいうと、
例えば日本人にお願いする場合は基本的に日本語で話さないと通じないし、アメリカの人には英語で話さないと理解してもらえませんよね?
それと同様にコンピュータにも日本語、英語のようにコンピュータが分かる言葉でお願いしないといけません。この言葉のことをプログラミング言語です。

なので、プログラミングの勉強を行う場合、このプログラミング言語の書き方を学ぶ必要があります。

 

ただ、プログラミング言語も日本語、英語みたいに沢山あり1つだけではありません

なぜ、複数存在するかといいますとプログラミング言語によって、得意分野があるからです。
なので、どういうシステムを作りたいかによって使い分ける必要がでてきます。

 

今、詳しく説明すると頭がパンクする可能性があるので、システムの分野によってプログラミング言語が変わるということだけ頭の片隅に置いておくといいでしょう。

 

「入力⇒処理⇒出力」が基本の流れ

まず、システムは基本的に以下の考えがほとんどです。

入力(INPUT) → システムで処理 → 出力(OUTPUT)

何かを入力して処理をして結果を出力するといった形です。

この処理の部分をプログラミングで作成するイメージです。


電卓を例にしてみます。
電卓も一つのシステムだと思ってください。


例えば電卓で「1+1=」と入力したとします。

これを受けたシステムは + が入力されたときは足し算、

= が入力されたらお互いの数字を足し算して結果を出すといった形で動作します。

これらの判断をコンピュータの言葉で指示または命令していきます。

これをプログラミングと呼び、このコンピュータの言葉のことをプログラミング言語と呼びます。

日本語で書くと以下のイメージになります。

+ が入力された場合は足し算
- が入力された場合は引き算
× が入力された場合は掛け算
・・・
=が入力された場合は計算して結果を表示!

上記の命令や指示がずらっと並んでいて、入力内容によってどういう処理を行うかを待ち構えているイメージです。

 

これらをプログラミング言語で書いていくことになります。
もっと分かりやすく料理で例えると自動でカレーライスを作るシステムを作るとします。

入力(材料)は、水、お米、野菜、カレールーです。
システムは以下の処理を行うように指示していきます。

・上記決められた入力(材料)以外が来たらエラーを出して、変な材料が混じっているよと表示
・お米を炊く
・野菜を切る
・お鍋で野菜を炒める
・お鍋に水を入れて煮込む
・カレールーを入れる
・何分間混ぜながら煮込む
・お米が炊けたら皿に盛り付ける
カレーライスのできあがり!(出力)

これら料理の工程をプログラミング言語で書いていきます。

もっと簡単に書くと以下のイメージです。

入力(材料)

料理(←ここがプログラミング)

出力(カレーライス)

ここで言うシステムエンジニアが料理の工程(レシピ)を考える人。

プログラマーが料理を作る人のイメージです。

だいたい分岐処理と繰り返し処理で構成されている

ここでは細かくは説明せずにざっくりお伝えできたらと思います。

プログラミングで書くのはだいたいがこの2つの処理の組み合わせがほとんどです。

・分岐処理
・繰り返し処理

実際はもっといろいろ書くことはあるのですが、基本はこれらになります。

 

先ほどの例でお話しすると
お米の場合は、炊飯器を使用する。野菜の場合は包丁を使用するみたいに入力によって何をするかが変化します。この○○の場合はというのが分岐処理にあたります。

繰り返し処理の場合は、例えばたまねぎをみじん切りする処理があったとした場合、細かくなるまで包丁で切る作業を繰り返すかと思います。

上記のようにどれだけ繰り返すかの条件があらかじめあり、その条件を満たす限り繰り返し続けるといったものです。

プログラミングはどうやってはじめたらいい?

プログラミングとは

ありきたりかもしれませんが、
プログラミングの勉強方法はだいたいこの3つのどれかになるかと思います。

ただ、勉強を始める前にどのプログラミング言語を勉強するかを先に決める必要があります。
もし決めかねているもしくは何が良いか分からない場合はWEBアプリ系のプログラミング言語を選ぶと良いかと思います。仕事の案件が多いからです。

本を買う

本屋さんにでもプログラミング言語の学習本はたくさんあるので、一度足を運んでもらうといいかもです。

はじめは分厚い本、中身が文字だらけの難しめの本は避けたほうがいいです。
内容は充実してるかもしれないけど、理解できないと意味がないのと分からないことだらけだと嫌になって挫折する可能性が高いからです。

だから薄くてもいいから図や絵などで分かりやすいのを選ぶといいでしょう。
すこしずつ理解して、徐々に細かく勉強していけばよいです。

ネットを使う

2つ目はネットを利用する勉強方法です。

今では、インターネットで検索すれば無料で情報が手に入れられるので、パソコンがあれば簡単に勉強をはじめることが可能です。

YouTubeでも無料で動画をみることもできるし、
ネットにはプログラミング言語の勉強方法も調べれば無料でたくさんあります。

スクールを利用する

最後はプログラミングスクールを利用する方法になります。
いわゆる塾みたいな感じです。

他の学習法との大きな違いはこちらの勉強方法は教えてくれる先生がいます
分からないことがあれば聞くことができるし、
その他にも同じようにプログラミングの勉強している友達ができる可能性もあります。

ただ、他の2つと違って毎月それなりにお金がかかるので自身のお財布と相談する形になります。
スクールにもよりますが、だいたい月10万から20万ほどかかります。

ですが、就職までサポートしてくれるスクールもありますので、早く就職して稼ぎたいならスクールを利用するほうが早道になる可能性があります。
毎月給料で20万手に入れられるようになれば、スクールの費用も数カ月で元を取ることができますので。

以下、おすすめのプログラミングスクールをご紹介しておきます。
無料カウンセリングや無料体験がありますので、一度話を聞きに行くのも良いかと思います。

【2021年】おすすめオンラインのプログラミングスクール 5選!

最後に

プログラミングがどういったものかイメージできない方向けに身近な例をもとに簡単に解説していきました。

知らないところで意外とプログラミングの恩恵を受けていることに気づいたのではないでしょうか。

 

プログラミング未経験者の方でこれからプログラミングを始めようと思われている方で、いずれ稼ぎたいと思われているのであれば、とりあえずはじめてみてはいかがでしょうか。

 

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