プログラミングの勉強をはじめようかと考えているけど、はじめに知っておいたほうがいい知識ってあるのかな。
初心者なので基礎的な知識を身に着けておきたい。
上記のお悩みを解決します。
■本記事の内容
本記事で以下の内容をお伝えします。
・仕事としてはWEBアプリがほとんど
・挫折せずに進める勉強方法
・独学でもプログラミングの習得は可能か
■本記事の信頼性
この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上ほど経ちます。
今も現役のシステムエンジニアです。
プログラミングの勉強をするにあたり、あらかじめ知っておくといい基礎的な知識について紹介していきます。
プログラミングも様々な分野があり自身が目指すものによって勉強内容も変わってきます。
効率よく勉強するために初めに基礎知識を身に着けておくほうがいいです。
基礎知識以外にも勉強を始めるコツも書いています。
プログラミングの基礎知識
プログラミングを始める前に簡単にどういったものなのかを知っておくと、実際にプログラミングの勉強を行う際に理解しやすくなります。
以下の4点はあらかじめ知っておくほうがいいです。
・プログラムの基本的な考え方
・プログラムの基本的な書き方
・プログラミング言語について
プログラミングとは
プログラミングとはコンピュータの言葉を使用して、動きの指示や命令を書くことです。
プログラミングのことをコーディングと呼んだりもします。
プログラミングはあくまで手段になります。
最終的にシステムまたはアプリが完成し、プログラミングはそれらを作成するための作業のことです。
例えば、家を建てる場合にノコギリで木を切ったり、金槌で釘を打ったり作業していくかと思います。
その過程で例えばドアができました。窓ができました。壁ができましたといった感じに各々出来上がって最終的に1つにまとまって家ができていくかと思います。
プログラミングも似たような感じで、木を切ったり釘を打ったりみたいにプログラミングを行うことで様々処理のかたまりが出来上がり、最終的に組み合わせたものがシステムというくくりになります。
これら全体のことをシステム開発と呼びます。
なので、プログラミングを行うことで最終的にシステムが出来上がるんだなっていうことをざっくりと頭の中に入れておきましょう。
さらに詳細が気になる方は、以下の記事でもまとめておりますので、参考にしていただければ幸いです。
プログラムの基本的な考え方
プログラムの基本的な仕組みのお話になります。
簡単のまとめると以下の流れがほとんどです。
プログラムに限らずシステムやアプリ自体が概ねこの流れ基本になります。
どういった入力が来たら、どういう処理して最終的に結果を出力するか。
ここのどういう処理しての部分がプログラムになり、それを作成する作業がプログラミングです。
例えば電卓の場合だと、数字のボタンを押したり、+やーのボタンを押したりするかと思いますがこれらが入力(INPUT)になります。
これらの入力に組み合わせによって、計算されて結果が表示されるかと思います。
+ボタンが押された場合は加算する処理、ーボタンは減算する処理を行うみたいにこれらの処理をプログラムで行うイメージです。
プログラムの基本的な書き方
プログラミングの書き方には様々な書き方があります。
詳細の内容は実際に本格的に勉強していくときで問題ないかと思いますが、基本的に以下の処理を書くことがほとんどです。
・繰り返し処理
概ね上記2パターンの組み合わせで処理を書いていくことが多いので、とりあえず覚えておくといいでしょう。
分岐処理というのは入力値によって分岐させる処理のことを指します。
例えば、電卓の例ですと+ボタンが押された場合は加算処理する、-ボタンの場合は減算処理するといったように入力の内容によって処理を分けることになります。
後は繰り返しの処理です。
簡単に説明するとある処理のかたまりをある回数分繰り返しますというものです。
プログラミング言語について
プログラミングはプログラミング言語を用いて行います。
このプログラミング言語はたくさんあります。
なので、勉強するにあたってまずどのプログラミング言語を勉強するかを決めないといけません。
例えば、プログラミングを勉強したいというのは、外国語を勉強したいといっているのと似たような感じで、外国語には英語や中国語などたくさんありますよね?
はじめに自分が何語を学びたいかを決める必要があります。
以下にプログラミング言語について書いておりますので参考にしてみて頂けたらと思います。
【プログラミング言語】初心者におすすめな言語、身に着けておいたほうがいい言語とは
案件はWEBアプリが多い
システム開発といってもたくさん種類があります。
今皆さんがご覧になられているこのブログもシステムの一種です。
他にもスマホアプリだったり、電化製品にもシステムがあります。
その中でも仕事の大半はWEBアプリが多いです。
もし、明確にご自身がスマホアプリを作りたい!といった感じに作りたいものが明確でない場合で、将来プログラミングで稼いでいきたいと思われているのであれば、WEBアプリ系の技術を身に着けていくことをおすすめします。
WEBアプリとは?
インターネットを利用したアプリケーションのことです。
特に特別なアプリをインストールしなくても、WEBブラウザさえあれば利用できるアプリです。
WEBブラウザは今皆さんが開いているブラウザソフトのことを指します。
IEやEdgeだったり、Chromeだったり、iPhoneの方ですとSafariを利用してインターネットのWEBページをご覧になられているかと思います。
ざっくりな構成を説明すると大きくサーバ側とクライアント側と役割が分かれています。
サーバ側は主にデータを管理し、クライアントからの要求に応える役割があり、クライアントは画面のデザインなど見た目の部分の役割を担っています。
上記のようにサーバに対して、様々なパソコン(クライアント)がWEBブラウザを利用してアクセスを行い、データの登録やデータの閲覧を行います。
これらクライアントとサーバのやり取りがWEBアプリの基本的な動作になっていきます。
バックエンドとフロントエンド
先ほどサーバ側とクライアント側とお伝えしました。
WEBアプリの業界では、サーバ側のことをバックエンドと呼び、クライアント側のことをフロントエンドと呼びます。
なおかつ、バックエンドのプログラマーのことをバックエンドエンジニアと呼び、フロントエンドのプログラマーをフロントエンドエンジニアと呼びます。
今後、案件を取りにいくときにこれらの用語が出てくるかと思いますので、バックエンドはサーバ側のプログラミングでフロントエンドはクライアント側のプログラミングをするんだなってぐらいで覚えておきましょう。
挫折せずに進める勉強方法
プログラミングの基礎知識を学び、これからプログラミングを勉強していこうと思われている方向けに勉強方法について少し書いていきます。
ただ、どのプログラミング言語を選択するかによって具体的な内容が変わってきますので、今回は挫折しないための勉強方法を書いていきます。
目標を作る
まず、最終的に自分がなりたいもしくはやりたい目標を立てたほうがいいです。
例えば、就職してお金稼ぎたいやスマホアプリのゲームをつくりたい!みたいな感じです。
というのも、目標がなくなんとなく勉強するのは挫折しやすいからです。
計画を立てる
目標を立てたらそれに向けての計画を立ててみるといいです。
いつまでに何をするかとかです。
最終目標を達成するためにはどういったことをしてく必要があるか決めて、それを決めた期間を目安に進めていくほうがいいです。
これをしておかないと、今自分が最終目標に対してどのぐらいまで近づいているのかなどの進み具合が分からないからです。
達成するまで継続する
せっかく目標と計画を立てても達成しないと意味がありません。
計画の中に達成可能な小さい目標をいくつか用意し、達成に向けて努力していきましょう。
例えば、1カ月間毎日1時間プログラミング勉強するとかでもいいです。
もし、上記を決めたのであればまずそれを達成できるように突き進んでみましょう。
このように何かしたら決めたことを達成できるようになると、自信が付くのと同時に自然と習慣になっていきます。
はじめはしんどいかもしれませんが、なりたい自分を想像してプラスのイメージをもって取り組んでみるといいと思います。
独学でもプログラミングの習得は可能か
プログラミングの基礎知識についてお話してきましたが、そもそも独学でプログラミングの習得は可能なのか不安になられている方もおられるかと思います。
結論から言いますと、独学でも無理ではないです。
ただ、言葉の通り基本的に1人で学ぶ必要がありますので、何か分からないことや困ったことは自分で解決していく必要があります。
しかし、実際に10年以上この業界で働いてる私も新しい技術を学ぶ時は独学です。
なので、誰かに頼らずとも独学でも習得できるように心構えをもっておいたほうがいいと思います。
そのあたりの詳しいことを以下の記事でまとめております。
気になる方はご覧いただけたらと思います。
最後に
プログラミングの基礎知識について書きました。
最後にまとめると以下のような形です。
⇒プログラミングはシステムやアプリを作るための作業のこと
⇒「入力→処理→出力」が基本的な考え方で処理のところをプログラミングで作る。
⇒だいたいが分岐処理と繰り返す処理の組み合わせ。
⇒プログラミング言語によって勉強内容が変わる
独学でも可能と書きましたが、完全初心者の方の場合はそもそも何から手を付けたらいいのかすら分からない場合があります。
その場合はプログラミングスクールといったものがあり、それらを利用することで効率勉強できるかと思います。
ただ、それなりにお金がかかってきますが、失うものとしては3カ月の時間と30万程度のお金になります。
金額だけ聞くと結構かかるんだなあと感じますが、最近のプログラミングスクールは就職活動もサポートしてもらえたりもするので、仮に就職して毎月20万のお給料をもらえるようになれば、2か月で元はとれるのではと思います。
プログラミングスクールによって、無料カウンセリングや無料体験もありますので、一度話を聞きにいくのもありかもしれませんね。
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