プログラミングって何?って子供に聞かれても答えられるようにしたい。
自分もよくわかってないので分かりやすく教えてほしい。
上記のお悩みを解決します。
■本記事の内容
本記事で以下の内容をお伝えします。
・プログラミングができることで何が嬉しいのか
・プログラミングを始めるには
■本記事の信頼性
この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上ほど経ちます。
今も現役のシステムエンジニアです。
普段の生活でプログラミングに接する方は少ないかと思います。
しかし、今では小学校でプログラミングの授業が必修化がはじまったりしているため、今後はプログラミングに触れることも多くなってくると思っています。
小学校の授業として開始されれば、小学生の子供がおられる家庭だとプログラミングについて聞かれるかもしれません。
そんな親御さんたちにプログラミングとは何か、子供にも分かる形でお伝えできたらと思います。
プログラミングって何なの?
子供にも分かるように簡単にプログラミングについて説明していきます。
プログラミングというのはプログラムを作る作業のことを指しています。
料理を作ることをクッキングというように、プログラムを作ることをプログラミングという感じです。
コンピュータが動くための指示を書くこと
では、具体的にプログラムはどういったものかを説明していきます。
料理の場合ですと、料理に応じて包丁で食材を切る、煮る、焼くなどの作業があります。
プログラミングの場合は、コンピュータを動かすための指示を書いていく作業になります。
・分岐処理
・繰り返し処理
この指示を書いたものをプログラムと呼ばれ、このプログラムを動かすことでコンピュータが動作する感じです。
例えば電子レンジの場合だと時間を設定してスタートってするとその指定した時間温めるかと思います。
その機械の中では指定した時間温める指示が書かれている感じで、スタートボタンを押したら動くみたいにボタンなどの入力に対してどのように動いてほしいのかを書いていくイメージです。
500wで指定した場合、600wで指定した場合では電子レンジの温めが変わると思います。
これが分岐処理です。
他には指定した時間になるまで温め続けるかと思います。これが繰り返し処理です。
身近なものでイメージすると理解しやすいかと思います。
最終的にシステムやアプリができる
プログラムはあくまでも一つの部品のイメージです。
ロボットで例えると腕だったり脚だったり各々パーツがありますがプログラムはそのパーツの一つのイメージです。
最終的にいくつものパーツが組み合わさってロボットができるように、プログラムも複数のプログラムが組み合わさって最終的にシステムやアプリというものになります。
なので、プログラミングの最終的な目標はシステムやアプリを作ることになります。
具体的にシステムやアプリって何?
今皆さんがこのページを見ている記事もWebアプリと呼ばれるものになり、システムやアプリはコンピュータや機械を使用しているものにはだいたい組み込まれています。
ゲームももちろんそうですし、普段コンビニとかで使用してるATMや電化製品などさまざまな分野で使用されています。
このあたりプログラミングを知るために身近な例を出している記事がありますので、こちらも合わせて読んでもらえたらと思います。
プログラミングで何ができるの?身近な例で解説【現役SEが紹介】
プログラミングができることで何が嬉しいのか
プログラミングを子供に説明できるようになったとして、そもそもプログラミングができるようになって何が嬉しいのかをお伝えします。
今後需要が拡大していく
まず、仕事の面です。需要の割には人が少ない状態です。
人が少ないというのはある程度仕事ができるぐらいのプログラミングのスキルを持っている方が少ないという意味です。
なので、ちゃんとスキルさえ身に着けさえすれば、仕事はたくさんあるということです。
他には技術職なのでプログラミングのスキルを身に着ければ、手に職を得られる感じです。
ITの進歩は早く新しい技術がどんどん出てきます。
数十年前までは携帯電話すらなかった時代に今ではスマホといった手のひらサイズでパソコンのように調べものができ、電話もできるし、カメラもある、音楽も聴ける、後動画も見れるといった感じです。
おそらく数十年の前の人は想像できない進歩の速さだと思います。
新しい技術ができれば、そのスキルを持っている技術者の需要があがりますし、その技術を使うためにはやはりプログラミングの知識が必要になってきます。
論理的思考が身につく
プログラミングは、プログラミングの知識だけでなく論理的な思考が身に付きます。
英語でロジカルシンキングとも呼ばれます。
言葉だけ聞くと難しそうなイメージですが、普段皆さんが会話されている中でも無意識にしていることです。
例えば因果関係など、雨が降ったから傘を持ってきたとかです。
他には以下のような感じです。
動物は4本の足がある。犬は動物です。犬は4本の足がある。
みたいなのもよく例であります。
この論理的思考は問題解決するためには必要なもので、これが鍛えられるとプログラミング以外の業種でもいきてきます。
プログラミングを始めるには
子供向けのプログラミングの始め方について書いていきます。
本などでもたくさんありますが、プログラミングはパソコンが必須になってきますので、あらかじめパソコンに慣れておくといいかと思います。
教育サイト
子供向けのプログラミングサイトがあり、Scratch(スクラッチ)というサイトが有名です。
子供向けなので言葉もひらがなだったりと分かりやすくて良いかと思います。
しかも無料なので気軽に始められます。
ただ、こんな簡単なもので意味あるの?と思われる方もいるかもしれませんが、少し私も触ってみましたが基本的なところは実際のプログラミングと同じような形になってます。
はじめにお伝えしましたがプログラミングはコンピュータを動かすための指示を書くことです。
このサイトはあるキャラクターを動かすための指示を書く形になっており、本質的なところは同じです。
本や動画
本でも子供向けのものが多くあります。
例えば以下のような本です。
親子で一緒に学ぶ本もあるので、いきなりパソコンを購入するのは…と思っている方は一度本を買って様子見てみるのもありかもしれません。
他にも今ではYoutubeなど無料で動画を見れる時代です。
スマホなどでプログラミングと調べて子供と一緒に見るのもいいかもです。
スクールを利用する
プログラミングスクールというものが存在します。
ここまではじめると本格的になりますが、教えることをプロにお任せする感じです。
月々のお金がかかりますが、効率が良いと思います。
塾に行かせるのと同じ感じですね。
月々の費用は4,000円~1,5000円程度です。コースや年齢によって変わります。
以下におすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
D-SCHOOL
マインクラフトという有名なゲームを使用して学ぶといったものです。
ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができるので、勉強に苦手意識ある方でも始めやすいかと思います。
コースも色々ありますが、どのコースも月5千円以下なのでそこまで高くないのでおすすめです。
D-SCHOOL|小・中学生向けオンラインプログラミングスクール
プログラミングキッズ
小学生向けのコースにはなりますが、簡単なコースから実践向けのコースまでレベルに合わせて選択することができます。
金額は月11,000円程度にはなりますが、より詳しくプログラミングを学びたいという方にはお勧めです。
無料体験もできますので、一度どういったものか試してみるのもいいかもしれません。
本格的なプログラミングが学べる!小学生向けオンラインプログラミングスクール「プログラミングキッズ」
最後に
プログラミングはよく分からない英語をパソコンでカタカタ打っているイメージがあり、難しいと思われているかと思いますが、やっていることはコンピュータにこんな感じで動いてねと指示を書いているだけです。
もちろん、突き詰めると難易度はあがっていきますが、それはどの業種も同じかと思います。
今ではゲーム感覚で学ぶこともできるようになっていますので、小学生でもプログラミングとしての基本的な考え方を身に着けることは可能です。
今後、プログラミングが当たり前になる世の中になる前に、少しプログラミングについて学んでみるのもいいかもしれませんね。
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