javascriptのreplaceについて知りたい。
分かりやすく教えてほしい。
上記のお悩みを解決します。
■本記事の内容
本記事で以下の内容をお伝えします。
・javascriptのreplaceの書き方
・javascriptのreplaceの用途
■本記事の信頼性
この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上ほど経ちます。今も現役のシステムエンジニアです。
今回は、javascriptのreplaceについて説明していきます。
replaceを使用することで指定した文字を別の文字に置き換えることができます。
テキストエディタとかでよくある置換ができる感じです。
そこまで高い頻度で使用するものではないですが、知っていると置換したい処理を行う際に便利なので、この機会に見に着けておくと良いでしょう。
javascriptのreplaceとは
冒頭で説明した通り、javascriptのreplaceは指定した文字を別の文字に置き換えることができます。
ただし、複数一致する文字が存在する場合ははじめに一致した文字のみ置換します。
例えば以下の文字列のAをZに変えたい場合、はじめのAだけがZになる感じです。
ABCABC ⇒ ZBCABC
上記、AをすべてZに変換する方法もあります。
置き換え以外にも、空文字を指定すること対象の文字列を除去することも可能です。
例えば、以下のような金額のカンマが不要だった場合、カンマを空文字にするという指定をすればカンマを取ることができます。
1,000,000 ⇒ 1000000
数値で扱いたい場合にカンマは邪魔になるので、カンマを外して数値にキャストすれば、数値として扱うことができます。
javascriptのreplaceの書き方
javascriptのreplaceの書き方について説明していきます。
以下のような形になります。
const str = 'ABCABC';
const result = str.replace('A', 'Z');
console.log(result);
(対象の文字列).replace([変換前], [変換後]);
上記の例では、Aの文字をZに変換する処理になります。
ただし、はじめに一致した文字だけなので結果は以下のようになります。
> "ZBCABC"
では、すべてのAという文字をZに変換したい場合はどうすればよいかといいますと正規表現を使用します。
書き方的に以下のような感じになります。
const str = 'ABCABC';
const result = str.replace(/A/g, 'Z');
console.log(result);
正規表現には色々な書き方が存在しますが、上記の場合は「/g」を使用することで繰り返しマッチした文字を対象にすることができます。
javascriptのreplaceの用途
最後にjavascriptのreplaceの用途について、例を紹介できたらと思います。
基本的に文字を変換したい仕様でない限りあまり使用することがありません。
冒頭で説明した通り、金額のカンマを取ったり、他にはファイルの拡張子をとったりと工夫すればいろいろな用途で使用することもできます。
ただ、正規表現を使用せずに書いてしまうとはじめに一致した文字だけしか変換されないので注意が必要です。
正規表現の書き方を覚えれば、他にも複雑な置換方法もできたりするので、余裕があれば見てみるのもよいです。
最後に
javascriptのreplaceについて説明しました。
文字列を何かの文字列に置き換えたいなあ…ってなったときにこのreplaceを使用することで実現できるので、この機会に覚えておくとよいです。
正規表現の書き方が少し難しいですが、完璧に覚えなくてもネットで調べればすぐ出てきますので、都度使用したいときに調べてもらえれば十分だと思います。
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