プログラミングするときのパソコンってWindowsパソコンでもいいのかな?
Macもおすすめとか聞いたりもするのだけど、プログラミングするならどっちのパソコンがいいのだろうか。
上記のお悩みを解決します。
■本記事の内容
本記事で以下の内容をお伝えします。
・プログラミングはWindowsでなくMacのほうがいい?
・MacでWindowsを動かすことも可能
■本記事の信頼性
この記事を書いている私は、プログラミングを仕事として始めて10年以上経ちます。
今も現役のシステムエンジニアとしてプログラミングを行っています。
プログラミングをするためには、パソコンが必要になってきます。
その中でも重要なのが、パソコンのOSです。
代表的なものでいいますと、「Windows」と「Mac」になります。
結論をはじめに書いてしまうとご自身が作りたいアプリやシステムによってどのOSを選択すべきかがきまってきます。
上記、どういったときにWindowsにするのか、もしくはMacにするほうがいいのかを書いていきます。
その他、1つのパソコンでWindowsとMacを利用する方法もありますので、最後までご覧頂けたらと思います。
Windowsでプログラミングする前に知ってもらいたいこと
Windowsでプログラミングを考えておられる方にまず以下の内容を読んで頂きたいです。
もし、完全未経験者で既にWindowsパソコンが手元にあり、とりあえずプログラミングの勉強を始めてみたいという方であれば、そのままプログラミングして頂いてもいいかと思います。
ただ、これからプログラミングを行うためにパソコンの購入しようと考えている場合は、自分がやりたいことによって使用すべきOSが変わってきます。
目的を明確にする
まず、ご自身がどういった目的でプログラミングをしたいか明確にしましょう。
大きく分かれるのが以下の3つのパターンかと思っています。
②就職したい
③フリーランスとして働きたい
②の場合は、就職した後に会社のほうからパソコンが渡されることになるので、プログラミングの学習をするためだけならWindowsパソコンでも問題ないと思います。
①と③については、自身の目的に沿ってどのパソコンを用意すべきか考える必要があります。
それを判断する上で必要になるのが、ご自身が作りたいアプリもしくは携わりたいシステム開発がどういったものかになります。
作りたいシステム、アプリが何かを知る
Windowsパソコンを使用する前に、ご自身が作りたいシステムまたはアプリがどういったものかを考えてみましょう。
上記によってプログラミング言語が概ね決まります。
プログラミング言語が決まるとそのプログラミング言語と相性のいいOSが分かります。
以下ざっくりと分類わけをしてみましたので参考にしてください。
スマホアプリ
- iOS(iPhone)アプリ:Mac
Swift
Objective-C - Androidアプリ:どちらでも
Java
Kotlin
WEBアプリ・業務アプリ
案件によって使用するプログラミング言語はさまざまです。
ご自身が今から勉強するものだったり、案件で使用するプログラミング言語がどれにあれはまるかで考えてみましょう。
- Windows推奨
VB - Windows、Macどちらでも
JavaScript
PHP
Ruby
Java
Python
組み込み
- Windows推奨
C#
プログラミングはWindowsでなくMacのほうがいい?
プログラミングはしたいが、まだやりたいことがあいまいでWindowsかMacで悩んでおられる方に以下を説明していきます。
プログラミングの用途であればMacがおすすめ
向き不向きの言語はありますが、Macであればほとんどプログラミング言語の開発ができるようになります。
Windowsの場合はiOSアプリの開発を行うことができません。
しかも、MacであればWindowsOSも動かすことも可能です。
いわゆる1つのパソコンでMacもWindowsも使用できる状態です。
※上記の方法は次項にて説明します。
逆にWindowsパソコンにMacOSを入れることは標準でできません。
したがって、迷った場合はMacを選択するといいでしょう。
Windowsを利用している企業のほうが多い
上記でMacをおすすめしましたが、日本で使用しているOSのシェアはWindowsが圧倒的に多いです。
プログラミング開発を行っている企業とかでもWindowsを使用しているところがほとんどです。
なので、仕事の内容もWindowsで開発できるものが多いことになります。
MacでWindowsを動かすことも可能
MacのPCでWindowsを起動させることができます。
仮想マシンと言われる技術で、MacOSとWindowsOSを共存させることができます。
※逆にWindowsのPCでMacOSを起動させるといったことはあまり聞いたことありません。
Mac標準に「Boot Camp アシスタント」が入っており、この機能を使えばWindowsを入れることができます。
Apple公式に手順もあります。
boot-camp手順(公式サイト)
他にも以下のParallels Desktopというソフトを購入してMacにインストールし、Windowsもインストールすれば使用することができます。
公式のBoot Campと違いOS切り替えする際に再起動する必要がありません。
なおかつ、WindowsとMac間でファイルのやり取りすることも可能です。(これが結構便利です)
私はParallels Desktopを使用しておりますが、詳しい比較は以下の公式ページを見たほうが分かりやすいかと思います。
Parallels Desktop for Mac と Boot Camp の比較
ただ、どちらの方法でもWindowsのOSは購入する必要がありますので注意してくださいね。
最後に
まとめるとプログラミングで使用するPCはMacがおすすめになります。
理由は以下の通りです。
- 開発環境に幅広く対応している
- MacにWindowsを入れることができる
ただ、WordやExcelなどのOfficeソフトをよく使用される方やVisual Studio系の開発がメインになりそうな方はWindowsでも問題ないかもしれません。
自身の目的に沿って使用するPCのOSを選択していきましょう。
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